来年のパリオリンピックの新競技、ブレイキンの日本一を決める「全日本ブレイキン選手権」の決勝が行われ、先日、TVの中継を始めて見てみた。それはNHKが中継をするぞ、するぞとPRしていたからだ。
オリンピックと言えば我々の年代は、日本が活躍する、体操・水泳・バレーボール・柔道やスキージャンプなどに歓声をあげたものだったが、今やあらゆるジャンルに羽ばたく若人が現れて来た。それも世界レベルの頭角を現す。スノボー、スケボーなどもそうですよネ。
ブレイキンは、DJがかける音楽に合わせて、即興で1対1で交互にアクロバティックなダンスを披露(バトル)し合い、技術や表現力それに完成度などを競います。
これは、自主性のリズムに表れた表現ですよネ。
古来からの伝授による教えをキリリと守り続ける姿勢とは違いますネ。現代の若者のテンションは、我々の年代のおよぶ考えの他にある。
このほとばしりを我々の年代は教わって来たのか?これは教わって来たのではない。自らの感性と動きのリズムの中から湧き上がる興奮を表わしたに違いない。
そんな世界に我が年代はついて行けるのか?競技の内様が、昔とガラリと違っている。それを吾が身に取り入れられるのか?それとも彼らとも違う、あの世に近い、浮いた世界で暮らして行くのかネー。
人間ってこんなに動けるの?ここでご紹介する映像は、ジュニアのファイナルからです。
ALL JAPAN BREAKING CHAMPIONSHIP】 【Junior Final (B-Boy)】【GIN vs WATO】7:17
大人の世界も見応えがあるのだが、ここでは少々、興味が有ればNHKプラスをご覧あれ。