私が親にプレゼントした事があるのは、小さい頃の事は忘れたが、物心が付いて父母が生きている間に1~2度位だったろうか?
当時は、今の時代の様にバレンタインデーとか、母の日、父の日とか敬老の日など、話題にあがっても、ニュースで大きく取り上げられることもなく、まして今の様に、各家庭に浸透してプレゼントを差し上げる習慣もなかったですね。
それが、孫が出来、幼稚園などで、幼児が色々な機会に手作りの品々をプレゼントする事が増え、各家庭の盛り上がりに今はつながっている。
子供達も独り立ちすれば、母の日に感謝を込めてと、プレゼントが贈られて来るようになる。
そして、ついに父の日も、何かしら送られて来るようになって、最初は、こそばゆい感じもしたが、結婚した娘夫婦からは、金粉入りのお酒なども送られて来たりして、こちらの気付かぬ贈り物にビックリ、そんな事でもなければ、一生口にはせぬモノを味わう事が出来、父の日に感謝ですナ。
今年は息子家族からは、「お父さんいつもありがとう、美味しいお酒をお母さんと楽しんでください」と、純米大吟醸、飲んだことのない、米の精米歩合、50%、39%、23%の酒が贈られて来た。
山口県にある朝日酒造の獺祭(だっさい)と云う銘柄。
山田錦で仕込んだ全てのタンクの酒が磨き二割三分になるのではありません。残念ながらランク落ちとなる酒もあると云う。
相当数の酒が期待したレベルになく、ランク落ちを公表したら、反対に前年の何割増かの注文が殺到し、仕込みの不出来に落胆していた私達を感激させると共に、それでなくとも数の少ない磨き二割三分の出荷の割り振りに大汗をかいたこともありましたと、酔うための酒ではなく味わう酒を求めての書き出しのパンフの中の一節にあった。
娘夫婦からは、伊達の牛タンセットが贈られて来た。
どちらも普段は口にすることも無く、マンネリ化したロートルの口に少しでも刺激を与えようと云う事か、有り難い事ですネ。
父の日には早速、精米率50%の酒を常温で頂けば、ウ~ン濃厚ですネー。2日目は味噌仕込みの牛タンと精米歩合39%の酒を冷やして頂けば、飲んだ二人の感想は、ウ~ンフルーティー!
さて、3日目の楽しみは、磨き二割三分は、美味しいのが当たり前だろうが、23%という米の精米歩合はおそらく米の磨き歩合としては日本最高峰と考えられる。
いぶり牛タンと、冷やした磨き二割三分の純米大吟醸を頂く、さて感想は、ウ~ン・・・味わいの感激はと言われれば、表現が適切か如何かは別として、アッサリしているが、のど下の細胞に飲んだ証しがのこる。
食道の細胞に、ここを通ったと云う感じが残る様な気がしますネ。
母の日にも色々プレゼントが届いたが、広告の仕事でたずさわっているのか、末娘からも某外国メーカーの靴が家内に贈られて来ていて、「お父さんにも送って来るかもね」と嬉しそうであります。、家内にはウオークシューズが良いな・・と、それとなく伝えたが、来たメールは「〇〇円何時までに頼みます。月末に返します。」家内がメールを私に見せる。エッ~また~。
結局そんな事で、末娘からのプレゼントは残念ながら届かず。
しかし、今日なんと宅急便が私宛に届く。手紙は無いのだが、末娘から某靴メーカーのシューズが贈られて来た。
チョトきついが履いてみる。
履いた姿を見て家内が「あなた若返ったと言われるかもネ」とコメント。
あなたメール送らないの?と言われ、早速ありがとうのメールを送る。