今月の中日には、商店街連絡協議会の会議と懇親会あり、今週の月曜日に当商店街の定時総会と懇親会が有りました。
各商店街の代表役員が集まる連協も、どなたも出席者がいない商店街も有り、また参加されても1名とか、1~2名で、我が商店街が真面目なのか理事長、私、専務理事と3名が出席。
議題の「百円商店街」、「トラック市」、「雑煮合戦」などなど催し物の経過報告なども有るのですが、なにか、街自体の活気がイマイチなのか参加者も少ないですナ。
商店街から人影も去り、当商店街も総会の席で、理事長が本年度組合員数が6軒減って42軒に、全盛期の1/3程になったと発言。
数年前に華やかしい頃の50%を割り込んだが、アッと云う間の出来ごとか。
商店街は、父母が商っていた戦後復興期から高度成長期にかけて数が増え、いわゆる地域の人々が集まりやすい一等地で商売をするなど、「町の顔」として存在感や、祭りを開催するなど地域活性化の担い手、地域コミュニティを形成する「場」として地域に貢献してきました。
その後、街中にも大型店が数店出来、競合する様になるのだが、1990年代には、「大規模小売店舗立地法」において、商業規制から社会的規制へと転換が行われました。街中から大型店が消え、加えて、モータリゼーションの進展もあり、さらに新潟市のベットタウンとしての機能の高まりで、スーパー、HCを含む郊外への大規模小売店舗の出店が進み、商店街を中心とする中心市街地は空洞化が進んだ訳です。
総会後の懇親会は、会費はいらぬ宴席ですが、出席者は21名と昨年よりまた減ってしまいました。
私のブロックも昔は11店舗の店があったのですが、今はシャッターが閉まり、総会出席者は私を入れて2名だけです。
親睦をはかるためお酌をして廻りましたが、楽しい宴席では商売の商の字は伏せても、売上不振の声がチラリと聞こえて来る。
それはお互い様と言ってはみても、何時もの顔ぶれが減ってしまっては何か寂しいですナ。
商売もヒマになりますと、自宅での久々の池の掃除に重いポンプを持ったり、ブラシングでグツッと腰を痛めてしまい、ガマンしての宴席でしたが、こんな夜はバスルームに浸かり、こんな歌はいかがでしょうか。
ビリーホリデイ I'm A Fool To Want You 3:25
https://www.youtube.com/watch?v=rejizpNR20A
あなたをほしいなんて馬鹿な私
何度も何度も言い聞かせたわ
また言わなくちゃならないことば・・
ビリーホリデイのCDを湯に浸かり、ひと時の時間を聴き入るので御座いますが、商店街はこのまま枯れ行くのでしょうか?それとも新しい息吹が芽生えるのを待つ事が出来るのか?商店街は何処へ流れ行くのでしょうか。