この歌が日本の反戦歌のジャンルに区分けされるのか?
戦争が終わって僕等は生れた
戦争を知らずに僕等は育った
おとなになって歩き始める・・・
こんな歌いだしの歌がありましたネ。出だしは今でも耳に残っています。
フォークソング全盛の頃、時はベビーブームの子らが、青春をむかえ社会へ旅立つ時、経済は高度成長へと向かい始めていたが、実際は風呂も無い四畳半の生活で、未来への憧れと、現実の狭間の中に生きていて、歌が身を寄せる拠り所だったか?
ヒッピーなんて言葉もありましたね。主要な支持層である中産階級には合理的な生活様式をもたらしたが、そのレベルに届かずにいて、主流文化からドロップアウトを図り、なによりも自由と愛という人間的価値を尊重するのだと、カネの掛らぬ原始的な生活に意味ずけし、それが個性だと、床屋代の掛からぬ長髪スタイルで、持ち物と云えば大きなナップザック一つだった。
それが今の最先端の風俗だと、勝手な解釈づけをする人たちが多かったですネ。
平和の歌をくちずさみながら
僕等の名前を覚えてほしい
戦争を知らない子供たちさ と、歌は続くのだが、果たして反戦歌としてのパワーは響くのか?立ち向かうパワーを導くのか?
最近の学生は、声を揃えて唄う、ということをしなくなった。カラオケでは歌うのだが。我々が若い頃は、何かにつけて声を揃えて唄ったものだがと、どこかに書かれていましたが、連帯感が希薄な時代なのだろうか?
日本には何か歯抜けの所があるのか?社会はどうも一枚岩と云う雰囲気では有りません。これは日本の文化としてはオカシイ状態ではないのか?
面々と続いた武士道、規律、礼節の文化が何処へやらで、GHQの自縛の解けぬままで、何かバランスが悪いですネ。
御前0時を過ぎてからの国会中継である。やっと本音が出たのか?某党の延々恨み節である。
じゃァ最初から言えよ!入口付近でウロウロしていながら、「戦争法案反対」の叫び声だけで、肝心な詰めが無い。
今、発言している事をなぜ詰めて来なかったのか?衆参両議院での審議は200時間を超えている。そもそも安保法の改正には反対と中には入らず、入れば改正を認めた事になると、メンツを盾に「戦争法案反対」のシュプレヒコールを叫んでも、外にいては法案の中身は変えられない。
安全保障関連法の成立により、戦後日本の安全保障政策は大きく転換する事になる。
自民党だけでなく、公明党、新党改革、日本を元気にする会、次世代の党の賛成での可決である。
日本を元気にする会の松田代表は、「法案は、正直言って、問題や欠陥が多いといまだに思っているが、少しでも危険を減らすために、修正協議を自民・公明両党と行ってきた。断腸の思いで賛成したが、自衛隊の海外への派遣に関して、歯止めをかけることができた」と述べていました。
アメリカが勝手に戦争を始めたからと言って、ノコノコついて行くな!の声をかけられる様にした。
少しはまともになったか?
『戦争を知らない子供たち』 ジローズ 3:00